院長よりメッセージです。

昨年は大変お世話になりました。2019年も、地域のお子さんやご家族が安心できるようにしっかりと病気を治していく所存です。患者さまの気持ちに寄り添い診察をサポートしてくれるスタッフと共に頑張ってまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

診察室でよく話している事ですが、小児科にかかる時のポイントを3点、年始にあたり改めて説明させていただきます。少し長くなりますが、ご参考にしていただければ幸いです。

 

1. 4日目の熱は要注意

大部分の風邪の熱は3日以内に下がります。4日以上熱が続くときは、1)風邪がこじれている。2)風邪(この場合はウイルス感染を意味する)ではなく、細菌感染などである。3)特別な風邪。(インフルエンザ・RSウイルスは5日間、アデノウイルスは5~7日間、EBウイルス・サイトメガロウイルスは1~2週間続く場合もあります。) 1)、2)の場合は抗生剤の投与が必要となります。

お子さんは自分で症状を説明できません。(朝昼晩の)熱の記録を残し、症状と共に確実にお伝えくださると、正確な診断につながります。ただし、心配な時はいつでも早めに診せてくださいね。

2 受診前に抗生剤を飲ませない

受診前に抗生剤を飲ませると正確な検査ができず診断の妨げになることが多いです。大切なお子さんの正確な診断と確実な治療のためにご協力ください。

3. 処方されたお薬は回数・日数を守って飲ませる

子どもにお薬を飲ませることは大変な手間ですが、診察の結果治療に必要と考える期間の薬を処方させて頂いています。薬を飲み切らないと完治しないで再発する場合もあります。また、1日3回で出された薬を1日2回しか飲ませないと、効果が十分にでないばかりか、抗生剤は耐性ができて効かなくなります。「食後」で出された薬も大部分は食事に関係なく飲ませて構いません。回数をお守りください。

お子さんの体調が悪いときは連れていくのに手間取ることが多く大変な上、一般に『患者としては、早い時間に行くと混んでいて長く待たされるイメージがあり、診察時間の最後の方が早く診てもらえ、ゆっくりと話を聞いてもらえるとの期待感がある』*と言われています。答えは逆です。お子さんの処置は大人より時間もかかり、症状によっては病院へ紹介が必要な場合もあります。症状が重そうな場合ほど、朝早い時間での受診をお願いいたします。小児科はどこも予約制をとっています。当院ではネットの予約が一杯でも、お電話くだされば最適な時間を取らせていただくようにしています。

*PRESIDENT 2018.12.31 医療費を節約できる7つの方法 より

本年も地域のお子さんたちが元気に成長していくことに尽力して参ります。(2019.1.3)

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